当社は2012年10月10日に会社を設立しました。
丸5年たち、6年目突入です。
「学校や塾では育みにくいけれども大切な力を引き出す」
という方針のもと、STEM教育を中心にした教育サービスに取り組んでいます。
日々サービスを運営できているのは、社員やパートスタッフの皆さん、会員の皆さん、お取引先など、当社に関わってくださっている皆さんのおかげです。誠にありがとうございます。
これまで、会社は何度つぶれそうになったことか。。(まだ安定にはほど遠いけど)
資金的な面ではSMS創業者の諸藤さんに幾度も助けていただきました。
あと親にも。
創業当時は、イデアルの薄葉社長(帝京サッカー部の同級生)が継続的に仕事をくれたり、フーディソンの山本社長が事務所に間借りさせてくれたり。
本当にみなさんに感謝です。

借りたものはしっかりお返しするのと笑、
より良い教育サービスを日本に普及することで恩返しをしたいと思っています。
リーンスタートアップからオーケストラ指揮者へ
これまでの5年間は0→1の立ち上げ期でした。
リーン・スタートアップを自らゴリゴリと実践してきた感覚です。
試行錯誤しながら、「悪くはないのだろうけれど、これではないな。何だろうな・・・」といつも考えていました。
常に不安や不確かな中にいる感覚。ストレス耐性には自信がありますが、時々投げやりになったりもw
最近ようやく、社会の流れや教育業界の構造の理解が進み、
これまでやってきたことで気付けたことと、ヴィリングの強みを組み合わせて、
「ヴィリングはこういうやり方でやっていくとユーザーに受け入れてもらえそうだな。」と思えるようになってきました。
これで向こう5-7年くらいは事業活動できるのではないかと思っています。
その先はきっとまた何かを見出さなければいけないのでしょう。
次の5年は私はオーケストラの指揮者のように、
ヴィリングに関わる人たちが自分のパートに誇りを持ってのびのびと演奏し、
調和のとれた素晴らしい演奏になるようリーダーシップを発揮するのが役割だと思っています。
当然ながら簡単には行かなそうです。
オペレーションの仕組みや組織作りに早速頭を悩ませています。
これまでと違うのは、頼もしい仲間が多くいることです。
新卒で入って来てくれた社員などが順調に成長してくれています。
そして、元SMSから3名が入社してきたことはとても心強い。
SMSのOBは起業する人が多く、その会社にSMS社員が転職することはしばしばあります。
しかし私は全く異なる業界のため、当社にはフィットしないだろうなと思っていました。
誰にも声もかけていなかった。
そんななかトヨ、八頭司くん、成瀬さんがヴィリングに興味を持って会社に見学に来てくれて、理念やVision、戦略を紹介。
トヨは1月、八頭司くん6月、成瀬さんが10月に入社してきてくれました。(みんな2017年)

彼らが来てくれたことで、組織が明らかに次のステージに変わっていくのを感じています。
ものづくり型のSTEM教育を日本に普及させる
私たちは日本の教育改革において公教育や大手学習塾ではなく、教育ベンチャーだからこそできることがあると信じています。
当社がやらなくても教育改革は進むと思いますが、我々が関わることで時間を大幅に早めたり、より良くできるはずという考えです。
当面の目標は、ものづくり型のSTEM教育スクールSTEMONを日本に普及させることです。
いま全国で35拠点あります。パートナー企業様と一緒に、子供たちがつくることを楽しみながら創造力や表現力、自己肯定感を育む場を作っていきます。
おかげさまで活動の場は増えてきましたが、5周年というタイミングであらためて子供たち・保護者様としっかり向き合って良いものを作り、届けることができる体制にしていきたいと思っています。
ヴィリングスタッフのみなさん、一緒に良いサービスを作っていきましょう!
スタッフ一同良い教育サービス作りに取り組んで参りますので、今後ともご支援ご指導のほどよろしくお願いいたします。
